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クイズへの、クイズイベントへの僕のこだわり。

※この記事は、「クイズやる人アドベントカレンダー」に寄稿するつもりの内容でしたが、間に合いませんでした。

こだわる

1 ちょっとしたことを必要以上に気にする。気持ちがとらわれる。拘泥 (こうでい) する。「些細 (ささい) なミスにこだわる」「形式にこだわる」
2 物事に妥協せず、とことん追求する。「素材にこだわった逸品」


(引用元:goo辞書『こだわる』

クイズにしろ謎解きにしろ、イベントを作っていると妙にディテールにこだわってしまう節がある。

例えば、AnotherVisionで謎解きイベントの解説スライド(=司会の解説の時にスクリーンに映っているもの)を作ったりすると、解説には絶対に要らないのにカッコイイ背景をつけたくなったり。
例えば、クイズの練習会(決して本番ではない)に得点表示のためのプログラムを持って行ってテレビ画面を占領したり。

正直、自分でもムダなことをしていると思う。

でも、やりたくなっちゃうんだよなあこれが。

こんな時、僕は僕なりにストッパーをかけることにしている。


その《こだわり》は、何か他の重要なことを阻害していないか?


......ああ、「んなもん当たり前じゃね〜〜〜か!!!」などと怒りの声が聞こえてきそうだ。でもこれが僕なりのストッパーになっているし、そもそもこのブログのタイトルが『※あくまで林檎の感想です。』って言ってるくらいなので勘弁してください。


例えば、さっき例に挙げたクイズの得点表示について。

完全にルールのない早押しフリバ(=適当に問題を出して早押しクイズをする)でもない限り、なんらかの形で得点を計算して示す方法はやはり必要であるように思う。
でも、そのやり方はたくさんあって、

1)各参加者が自分の得点を自分で計算して、何点取ったかを自己申告する。
2)誰かがホワイトボードやらなんやらに得点まとめを作って、それをみんなで見る。
3)得点を計算して表示するExcelファイルを作って、プロジェクターなどで投影する。
4)得点を計算して表示するプログラムを作って、プロジェクターなどで投影する。

などなど。

もっとやりようはあるけど、とりあえずは上の4つに絞って話を進めていく。

1)は準備が何も要らないという意味で手軽さは一番。でもやはり大会とかをやるとなるとどうしてもダメ。

2)は準備はちょっとで済むけれど、見栄えはそんなによろしくなかったりする。でも、クイズのオープン大会とかではよく見る方法。大会場なら考えものだけど、数十人規模の部屋ならこれで十分成立する。

3)は多少のExcel知識があれば面倒なルールも一発で得点計算結果を弾き出してくれるので、そういう場合にはかなり重宝される。実際、サークルの例会からオープン大会まで、そこそこいろんなところで見られるように思う。

4)は(多分)準備の困難さが他の比ではない。そもそもプログラムができなきゃダメだし。しかし、時々そうしたスキルを持った人たちが大会運営に携わって美しい得点表示プログラムを見せてくれる。ちゃんと準備すれば、見た目の良さは上の3つを上回る(と、思う)。

それで、僕は「4)の得点表示プログラムが偉いよね」と言いたいワケではない。

僕が思うに、ここで大事なのはこう自問することだと思うのだ。

その《こだわり》は、何か他の重要なことを阻害していないか?

例えば。

凄いカッコいい得点表示プログラムを作ったとする。
見た目はバッチリ、雰囲気もサイコー。タイムレースなら残り時間を表示してくれるし、各ラウンドの結果を自動で集計してランキング出力までしてくれる優れもの。

でももしこのプログラムがundo(=やり直し)操作を実装していなくて、操作係が操作をミスってしまったらどうだろう。

司会は慌てて「あ、この人のこの得点はなかったことに......いや、次に正解した時にポイントが増えないようにしますから......え、あの人の連答記録が途絶えた? ええっとそれは......」などと醜く対応をしなければならない。

もしこのプログラムが、1問の操作に20手ぐらいを要求するものだったらどうだろう。

観客は「ああ、まだ操作終わらないのか、いいところなのに......」とイライラを募らせるかもしれない。

こんなことになってしまった日には、「演出」が主目的であるはずの得点表示のせいで、メインのクイズ進行が滞ることになってしまう。

そして、こんなことになるくらいなら《こだわり》なんて捨ててしまえ、というのが僕の信条となっている。

確かに演出をすることでプラスになることはあるだろうけれど、その代償として本当に重要なことが損なわれてしまっているのなら、そんな演出は失敗だろうと思う。冒頭に示した、「こだわる」の第1の意味が思い出される。「形式にこだわる」ってやつだ。

言ってしまえば、「そんなことになるくらいならホワイトボードでいいじゃん」ということになる。だってみんなに見えるし、ミスったら直せるし。


......でも、こだわることは決して悪いことではない、と僕は思う。

「こだわる」の第2の意味。「物事に妥協せず、とことん追求する」。

これは、間違いなくイベントをより良いものにしてくれると僕は信じている。

だから、中途半端はダメだ。

本当に重要なことは邪魔せず、だけどこだわる。

もしかしたら「どうでもいい」と思われるかもしれないこだわりが、イベントを素晴らしいものにするのだと、僕は思う。



(余談)
自分で作っておいてなんですが、今持ってる得点表示プログラムは、そんな「邪魔なこだわり」に近いものがあります。操作慣れした僕がギリギリストレスを感じさせない程度に操作できるかどうか、というところなので。

春頃をめどに頑張って作っていこうと思っています。
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『無彩色の隔壁』について (1)

一部の告知で僕はこの公演の制作について「丸一年」と表現したが、それは一部間違っている。

1年前に何をしていたかというと、ただぼ〜っと「演劇とコラボしてみたいなあ」という思いを抱いていただけだった。しかも演劇ってどんなものって聞かれてもそんなに詳しくは答えられない。まさに横暴の極みである。でも、少なくとも最近の謎解きゲームで出会う「やっつけ仕事のようなチェッカー」をみていると、演劇をしている人たちの力ってすごいんじゃないかって思っていた。でも、良くも悪くもそれぐらいのイメージしかなかった。

それからしばらくして、駒場で演劇をやっている一隅から声がかかった。HACKERSとかいう問題児を見事打ち破って見せた人たちらしいぞ、という話を聞いて、実際に会ってみたら大学の授業ですでに面識がある人だった。ある種運命だな、って思って「こちらこそ」ということになり、コラボが決まった。

そのあと、恥ずかしながら駒場演劇というものを初めて観に行った。エスケープシアターのメンバーの大部分が所属している(あるいはOBOGの)、劇工舎プリズムの『影法師のなき声』という公演。

この公演は、僕の中で衝撃的なものだった。

公演中、僕は必死に頭を回転させ続けた。
そして、必死にいろんなところを観察した。

もちろん時には頭を休めたりしたけど、少なくとも普通の謎解きイベントよりはずっとずっと必死に考えていたように思う。実際、僕みたいな観方を想定して作られたのかは知らないけれど、僕は自然にそうしていた。

カメラが勝手に視界を切り取ってくれる映画やドラマとの違いを実感したのも、僕にとってはこの時が初めてだったように思う。

AnotherVisionのメンバーで観に行ったのだけれど、公演が終わった後、誰からともなく感想戦が始まった。そこでも信じられないような発見がたくさんあった。

今回の公演の告知で「皆様が必死に観察し考え抜いた先には」というコメントを入れたのは、こんな経験がもとになっている。

僕が触れた色々なクイズ (1)

最近こそ謎解き関係の人間として認識されている節があるけれど、僕はもともとクイズ勢だった。

謎解きにハマりだしたのは、もともといたクイズ界隈で脱出ゲームが話題になりはじめていたのがきっかけ。ちょうどその頃AnotherVisionが団体初(と聞いている)のちゃんとした新歓をしていて、そこからいつの間にか謎解きの人になっていた。

今回は謎解きの話ではないのでその辺の話は置いておいて、クイズに戻ろう。

小学校の頃から運動が苦手だった僕にとって、他人にそれなりに自慢できる《得意技》が勉強だった。その頃から、クイズに答えるのが他人よりうまいんじゃないかって思ったり、クイズを通していろんな知識を身につけるのがなんとなく好きになっていた。

たぶん、小さい頃の僕が一番「クイズっていいなあ」と思うようになったのは、やはり高校生クイズだったように思う。

クイズに答えながら川を下ったりとか、列車でツアーしたりとか、意味わかんないようなことをしているのに、それでも僕にとってはたまらなく魅力的で、高校生になったら絶対出場してやると思った。

幸い、進学先の高校にはクイズ研究会があるという話を聞いていたので、安心して入会することにした。部室に行ってみると、そこで先輩はクイズをせずに囲碁をしていた。

クイズをせずに囲碁をしていた。

......某青春映画(僕は大好きよ、あれ)のノベライズっぽい表現は置いておいて。
早押しボタンもないようで仕方ないので、勝手に教室を借りてiPhoneで早押し対決みたいなことをしていた。ちゃんとした引き継ぎもなかったのですべてはイチからのスタート。問題はネットを漁ったし、解答者は部員に加えてクラスメートを巻き込んだ(ごめんよ)。

同時にネットではSkype+PCOQの《例のセット》を使い、オンラインでクイズをするサークルを(今思えば無謀なことに)立ち上げた。よく考えてみればわかるけれど、こういうサークルに集まるくらいだから、メンバーはみんなやる気十分で、簡単に言えば「すげー人たち」が集まった。最初はちょっと主導的に進めていたような気がするけど、いつからか僕は完全に場を提供するだけの人となり、みんなの勉強会というよりも僕の勉強会となった。

この辺りが、僕の高校生時代のクイズということになる。かなりマジメに競技クイズというものに触れていた時代だ。

そしてこの頃、高校生クイズは《知力の甲子園》時代に突入した。

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※あくまで林檎の感想です。

流れでアドベントカレンダーに寄稿することになったので、準備も兼ねてブログの形で設立しました。

Twitterとかでは書けない長〜〜〜い文章を投稿するため(だけ)に使うことになると思います。
定期的な更新はしません。書きたいことがあったときに書くかどうか、という感じです。

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